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プロカメラマンのアドバイス
武田和秀
1980 年より、フリーランスとして活動を開始。企業PR誌をはじめ、アウトドアや幼児向け雑誌などを多く手がける。最近は、海外を中心に街の風景や人々の生活な どの撮影・取材で活躍中。著書に「旅名人ブックスシリーズ」(日経BP社刊)、「ふくろうの本シリーズ」(河出書房)などがある。
デ ジカメのメリットを最大に生かせるのが、家族写真などの集合写真。人数が多くなると、目をつぶったり、違う方向を見ていたりとトラブルも多発。デジカメな ら液晶画面でチェックできるので、失敗はほとんどありません。家族の思い出を画面に入れて、心に残る写真を撮ってみましょう。
人数の多い時のポイント! 2歩前に出て撮ってみましょう。
 背景をたくさん入れなくていい時、人物中心で撮りたい時などは、被写体の楽しさや嬉しさを撮ることが優先。ですから、表情がしっかり撮れていることが大切です。家族や友達同士の楽しそうな表情を写つすための二歩前。みんなの顔が、しっかりと写っていれば成功です。

この2つは、セルフタイマーで撮った家族写真です。左が、普通のアングル。右が一歩前に出て撮ったものです。一人一人の表情が出ているのは、どちらかわかりますか? 
撮影時のT.P.Oが、わかるように撮りましょう。
 一枚の写真で「いつ、どこで、どんなことを、どんなときに撮ったか」が、思い出せるような記念写真を撮影しましょう。旅行に行ったのなら、観光地の名称や宿泊施設名、ランドマークなど、T.P.Oがわかる要素を画像にプラスすることがポイントです。
ママといっしょの動物園。施設名や大きなぞうさんを入れると、どこに行ったかが一目瞭然です。 ツリーの一部が写っているので、季節やイベント内容がわかります。こんなときは、人の表情を優先して撮るのがポイントです。
メインになる人を決めて撮りましょう。
「はい、ポーズ!」。こんなスタンダードな一枚は、必ず撮っておくといいですね。
この日、誕生日だったおじいちゃんを中心にして撮ってみました。一人一人の表情が豊かで、家族の和気あいあいとした雰囲気が伝わってくる写真になっていますよね。
誕生日などのお祝い事に限らず、複数の集まりで撮影するときは、「この人を撮るぞ!」と決めた人を主役にします。そうすることで、その人を中心にしたいろいろなシーンの写真を撮ることができ、背景や人の表情にバリエーションが生まれます。


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